深掘りArt Fragments47号 切手にもらった世界観 日本熱狂編

切手は、歴史を伝える役割も果たしています。日本を大いに沸かしたイベントを扱った切手を、ストックブックから探してみました。
 
 まずは昭和三十四年の「皇太子殿下のご成婚」、国中が皇太子殿下と清楚な美智子妃殿下のご成婚に沸きました。昭和のシンデレラ、世紀の御成婚と、マスメディアに大きく取り上げられました。皇居から新居、東宮仮御所までの馬車列によるご成婚パレードでは五十万人以上が沿道を埋めつくして祝福。民放テレビの開局も相次ぎ、テレビの受信契約は二百万台を突破。その時に発行されたのが、組み合わせ郵便切手です。五円(檜扇)と十円(お二人の肖像)の二種の記念切手を中央部に印刷し、上部中央には菊花御紋章、その左右に「皇太子殿下御成婚記念」の文字をあしらった小型シートです。販売価格は二十円、折り鶴を描いた赤い畳紙に収められています。

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 もう一つ選ぶとすれば、昭和三十九年に東京で開催された第一八回オリンピック競技大会でしょうか。私はマラソンの円谷幸吉とイギリスのベイジル・ヒートリーのデッドヒートを国立競技場で観戦しました。小柄な円谷に少し、遅れて競技場に入ってきたヒートリーが、そのスピードと大きなストライドで円谷に迫っていった光景を今でもはっきり覚えています。小型シートのデザインは五種の郵便切手の組み合わせです。五円が聖火台。十円が国立(霞ケ丘)競技場。三十円が日本武道館。四十円が国立代々木競技場。五十円が駒沢体育館。どの画像を何円切手に使うか、すんなり決まったのでしょうか? 

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 この写真は横浜市交通局発行の記念の十五円電車普通乗車券です。オリンピック記念品は、いつの日も大いなる商戦のタネになるのですね。

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