二胡、楊琴の響き、南麻布の天現寺の文化活動

素晴らしい文化活動をしているお寺さんが南麻布と稲城市にあります。
地下鉄広尾駅下車5分のところにあるのは享保4年開山のお寺、天現寺。
本尊として平安後期の作といわれる毘沙門天像が安置されています。
その歴史ある天現寺で22日の晩に「普明堂ホールコンサート 第一弾 
~美しい二胡の響き~」が開催されました。

画像

当日の出演者は、ヨーヨー・マのシルクロード・プロジェクトにも参加した
二胡のスーパー奏者の許可(シュイ・クゥ)さん、楊琴の達人王文礼さん、
各地で活発な演奏活動をしている実力派ピアニスト出久根(いずくね)
美由樹さん、許可さんの12歳の娘で力感のあるピアノ演奏が素晴らしい
許多(シュイ・ドゥ)さんでした。
まず、とにかく演奏者としての力量だけでなく許可さんの人柄が素晴らしさ
に打たれました。
音楽を愛し、娘を愛し、友を愛する心がコンサートの進行の端々に自然と
人柄が滲み出ていました。
画像

ちなみに二胡という楽器、良く知られるようになってきたけれど、目の前で
行われる演奏を楽しんだのは初めてでした。日本では胡弓とも呼ばれて
いますが、木製の胴には蛇の皮が張ってあり弦は二本です。
弓は馬の尻尾の毛を張った竹製のものです。
許さんは、中国のドレミソラの五音階を奏でる楽器が西洋音楽と競演できる
ようこれまで工夫を凝らし、二胡を進化させてきたそうです。
開演に少し遅れてしまったのでラッキーにも最前列のご住職の隣の席でした。
おかげで聴くだけでなく観ることも楽しみました。

二胡は下の方はバイオリン上のほうはビオラの音域をこなすそうで、驚くような
千変万化の音が現出します。美しく、力強く許さんの演奏が流れます。
椅子に座って左腿に二胡を立て弦を水平方向に引く、手の伸びるさまに思わず
惚れ惚れしてしまいました。
画像

当日は中国のピアノといわれる楊琴(ヤンチン)の名手の王文札さんの演奏も
ありましたが、これがまたすごい。130本以上ある弦を二本の木のスティックで
変幻自在にたたくのです。演奏者の手先に目が釘付けになってしまいます。
あまりのスピードで残像が目に残り、オーロラのフレアを見るようでした。
                  楊琴の全体像です。
画像

                  楊琴のスティックです。
画像


締めくくりは出久根さんのピアノと許さんの二胡の競演、「浜辺の歌」でした。
心洗われる素晴らしい一日でした。
開催者の天現寺の柴山ご住職様、そして世話役の普門禅庵の見城ご住職様
本当に有難うございました。
稲城の見城さんのところで定期的に行われる「観音コンサート」もまた素晴らしく、
私もヴァイオリンの鈴木理恵子さんの無伴奏ソロを楽しませていただいたことが
あります。
お寺の文化貢献活動、素晴らしい展開ですね!

ちなみに天現寺のURLです。
http://www.dentan.jp/hiroo/hiroo18.html

稲城市の普門禅庵のURLです。
http://www.fumon-an.jp/

☆ 「同時代を生きるアーティストを支援し、企業の文化的社会貢献を促進する。」
  素敵なアートをあなたに! 株式会社システムアリカのURLです。

  http://www.e-artjoy.com
  http://www.arika.net

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック